VISAカードのテレビCMを見ると、VISAカードというのは世界中のどんな国や地域でも使える万能型クレジットカードな印象を受けますよね。アメリカでも韓国でもインドでもフランスでも使えるVISAカード。しかしそれってテレビが創りだした企業イメージであり、VISAカードが本当は使えないところも多いんじゃないの?と疑ってしまいたくなる気持ちもわかります。
そこで今回はVISAカードって本当に世界中どこでも利用することが出来るのかどうか、そのことについて記事を書いてみますね。
VISAカードが使えないところ:
まずはVISAカードが苦手としている場所や地域を書いてみたいと思います。こういったあたりではVISAカード利用に注意が必要です。
そもそもクレジットカードが使えないお店
これは当たり前ですね。そもそもクレジットカードが使えない現金商売のお店ではVISAカードを利用することが出来ません。ただ場合によってはなぜかVISAカードは使えないけれどもVISAギフトカードや電子マネーといったVISA関連の支払い方法は受け付けてくれるお店もありますよ。
VISAカードと契約していないお店:
日本でも観光地の古いお店などにいくと、JCBカードしか使えないようなところも残っていますよね。世界でもマスターカードなどの他のクレジットカードブランドとの提携はあっても、VISAカードとの契約がないお店なんていうのも非常に稀ではありますが存在します。
しかしこれについては、
(VISAカードだけが使えないお店の数)<(VISAカードだけが使えるお店の数)
だと思われるため、VISAカードを持っていて使えなかったら、非常に稀なケースだと考えて除外してしまってもよいでしょう。そんなケースのためだけに、他のクレジットカードを持つ理由はあまりありません(もちろんポイント目当てなど他の理由はあります)。
銀聯カードの勢力が強い中華人民共和国:
銀聯カードという国産のクレジットカードブランドの勢力が強い中華人民共和国、つまり中国ではVISAカードが使えないお店は結構あるだけでなく、VISAカードが本来使えるはずなのに拒否されるお店も多いです。
これは加盟店手数料といって、クレジットカードを使われた側であるお店がクレジットカード会社側に払う手数料が、銀聯カードの手数料よりもVISAカードのそれが高いため。つまり、お店側の本音としてみればあんまりVISAカードを使って欲しくないのですね。
中国に長期滞在する場合には銀聯カードを作っておくのも手だと思いますね。
VISAカードはそれ以外では問題なく使える:
以上の稀なケースを除き、VISAカードは基本、世界中の国や地域で利用することが出来ます。
前述のようにVISAカードが使えないのであればそれはそれで稀なケースだから仕方ない…と思ったほうがいいくらい、VISAカードはどこの国でも問題なく利用できるクレジットカードとなっていますので、是非、海外旅行や世界一周旅行などに行く場合にはVISAカードをおともに持って行ってくださいね。
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